建物をクールダウンさせる

壁面緑化によって、壁面の温度が上がりにくくなります。通常の壁は日光を吸収して室内の温度がどんどん上がってしまいますが、壁面緑化がそれを防ぐのです。通常の壁と壁面緑化では大体10℃ほど違ってくるので、真夏の暑い日は特に違いを実感できます。

冷房の温度を高めに設定しても十分涼しさを感じられるようになるので、長期的に考えると多くの電気代を節約できます。ビルが密集しているような場所はヒートアイランド現象が問題になっていますが、その緩和にも役立ちます。

建物を保護する役割がある

全面を緑で覆われていると、建物が保護されます。建物は温度変化による膨張と圧縮によってひび割れが生じてしまいますが、緑のおかげで急激な温度変化がありません。つまりひび割れなどが発生しにくい環境になるので、外壁が長持ちするのです。

また台風や冬の強い季節風の時は物が飛んで、外壁に衝突すればダメージがあります。しかし、緑がクッションとなってダメージが少なくなります。

目立つので宣伝の効果もある

特に会社などは良い意味で目立つのも大切です。そんな時に壁面緑化を施せば一瞬で分かりますし、目印にもなります。周囲も壁面緑化をしていたら宣伝効果は薄れてしまいますが、街中に緑が溢れているというのは見る人をリラックスさせます。まるで自然の中にいるような感覚になり、安らぐことができれば壁面緑化も成功だと言えます。

ただ、適度にケアしないと見た目が悪くなってしまうので注意が必要です。見た目が美しくないと、逆に汚らしい印象を与えかねません。

壁面緑化は、排気ガスや雨水などによる外壁の汚れを防ぐことができ、建物の耐久性を高めるうえで重要な取り組みと言えます。